今回は、7月27日(日)に開催したジブン・ラボ(勉強会)「セルフヘルプへの第一歩」の様子をお届けします。
この日は蒸し暑い夏の夕暮れ。
世田谷ボランティアセンターの一室に、9名の参加者が集まりました。
初めての方からリピーターの方まで、多様な方々がご参加くださり、終始あたたかな雰囲気に包まれた会となりました。
セルフヘルプとは「自分が自分を助ける力」
今回のテーマは「セルフヘルプの第一歩」。
セルフヘルプとは、“自分自身が自分を助ける力”のこと。少し難しそうに聞こえますが、実は誰にでも身につけられるスキルです。
ジブン・ラボではこの考え方を、心理学のひとつ「REBT(論理療法)」の理論をもとにお伝えしています。
カウンセリング動画で「まなざし」を体験
今回のワークショップでは、プロのカウンセラーによるカウンセリングのデモ動画を視聴しました。
クライエント(相談者)の話に対して、どのように問いかけ、どう気づきを促していくのか。
ただ観るだけでなく、ジブン・ラボ オリジナル「セルフヘルプフォーム」というワークシートを使って、自分自身の思考にも目を向けながら、カウンセリングのプロセスを疑似体験していきました。
REBTの特徴である「思考の癖(特に“べき思考”)」に気づき、それをより柔軟な「したい思考」へと変えていくプロセスを実践的に学んでいただきました。
参加者の声(アンケートより)
終了後のアンケートでは、たくさんのうれしいご感想をいただきました。いくつかご紹介します:
・「べき思考をしたい思考へというのを自分でも現在就労移行支援施設や、カウンセリングで受けているが、改めて思考を変えていくと自分が生きやすくなっているのを感じる。」
・「チェックリストなどの実践的な振り返りができた」
・「目から鱗の内容で、REBTに関心がもてました。」
・「自分のべき思考が少なくなっていっているつもりが、まだまだ残っているのだなぁと実感できしました。」
また、全員が「満足」「とても満足」と回答。
参加された皆さんから次回も参加したいという声をいただきました!
おわりに|次回のお知らせ
今回ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!
初対面同士でも自然と安心して話せる場が生まれ、私たち運営にとってもとても励みとなる時間でした。
次回は【2025年9月13日(土)】の開催を予定しています。
次回の参加もお待ちしています。